東工大英単は東工大受験に必要か?
こんにちはラッシーです!今回は東工大英単の紹介および受験における必要性の考察をしていきたいと思います。
東工大英単って?
東工大英単は東工大が公式で出している理系学生のための英単語帳です。
一部を除けば超絶ハイスペック単語帳です。
こちらが紹介ですね。
まず各単語につき3,4つ以上の意味や原義の確認があります。ここは少し鉄壁と近しいものを感じますね。
次にその意味になるときの単語前後の前置詞等の説明(要は単語ごとの連語の紹介・解説)があります。連語帳などを買わなくても済みますし、関連する連語が元の単語でバシッとまとまっているため読みやすいです。
なにより魅力的なのが一般的な例文が3,4つほど載っているだけでもすごいのに、理系論文や学術書での使われ方がよくわかる、科学・技術例文が同じく3,4つほど掲載されているところです。
CDもついていて、英語話者の正しい発音が確認できるところもよいですね。
唯一にして最大の弱点は収録単語数自体は少ないところです。
ですが理系学生が知っておくべき特殊用法やこだわりがそもそも少ない、ということですから、通常の単語学習が終わっている大学生や社会人からすれば単語数は気にならないでしょう。気にするのは高校生です。
つまり役割は?
東工大英単の役割とはつまり、単語学習が一定以上終わっているものが理系の英文に対してより理解を深めるための単語帳、というわけです。
理系人間としての今後を想定して作られているわけですから、誰でも知っている、または知っているべき単純な基礎単語は当然載っていません。深い単語のみが載っているわけですね。
受験では?
端的に言えば、受験においては別に要りません。無論把握しておくことで二次試験における英文の解釈に差は出てきますが、必須じゃないということです。買ったとしても、あくまで汎用な単語帳で学習を終えてから造詣を深めるために使いましょう。一般的な文章(東大や早慶が出すようなやつ)にはあまり必要ではないのでね。
ただし、もう一度言いますが、”理系”の文章を読むときに解釈や理解度に差が出ます。一般的な単語学習を終えてから、電車等移動時の暇つぶしに東工大英語対策がしたい、ということであれば、これ以上の対策はありません。
東工大をはじめとする”理系”の英文を出す大学には下手な対策問題集よりよほど効果があるとだけは言っておきましょう。そういった対策がしたいならば是非。
最後に
どちらかというと大学生向けですので、英語で他にやることがある、という受験生の方にはあまりお勧めできませんね。しかし研究者や”理系論文”等、国公立理系志望として避けられない終着点がある以上、今のうちに親しんでおくことは東工大二次英語や大学での学修の大きな支えとなるでしょう。
時間があるなら、意欲があるなら、お勧めします。
単語数は少ないですが、濃いゆえにそうやすやすとマスターさせてはくれません。
あなたの受験プラン次第ですね。
買うかどうか、皆さんが自身の受験、ひいては人生にとって最善の選択ができることを祈って、ここらで筆をおかせていただきます。
では皆さんのご入学お待ちしております。
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