東工大現役合格者のおすすめ自習環境

 こんにちはラッシーです!今回は端的に、自習環境についてお話ししたいと思います。

音楽・動画はあり?なし?


動画はともかく、音楽の有無は現代の勉強における究極の議論でしょう。
まず、私の立場を言っておきますと、音楽は集中力を上げるといっていいでしょう。
分からない問題、計算が煩雑な問題、東工大志望ならば特にぶち当たりやすい関門ですね。
そういったストレスのかかる勉強をしている時にこそ、音楽は力を発揮します。

というのも、純粋に音楽を聴いていい気分になることでそうしたストレスが和らぐからです。
調子よく解けてる時も音楽があると止まらずテンポよく書き進められますし、いいことばかりです。

ただし条件があります。その条件こそが「音楽はないほうがいい」という意見にきちんと物申せるポイントです。正しい音楽とのかかわり方こそが大事なのです。


まず一つ目としては、テンポの速い音楽は避けることです。
興奮してしまって思考が乱れたり、解くペースが不安定になります。
結局のところ、好みの速い曲を聞けばそれにノリたくなるものです。覚えておきたいことやペースが飛んで行ってしまっては勉強どころではありません。

要はクラシックやバラードを聞け、ということです。

二つ目としては距離を離したスピーカー等で聴くことです。
これも理由としては同じで、近距離で流れる音楽には多かれ少なかれ意識が向いてしまいます。ゲームで言うところのBGM、くらいのつもりで流しましょう。あれらは内容に集中できるようになってるでしょう?音楽に気を取られてゲームが進まない、ということはないはずです。それと同様に、距離や音量を調節して勉強にちゃんと意識が向くようにしましょう。

三つ目として日本語の音楽を避けることです。歌詞やその意味に意識が向いてしまうのでメロディーや響き以外に意識が向きにくい洋楽やクラシック音楽がいいですね。K-POPという文化は洋楽とはもちろん別です。言語の文法や曲の作りが日本とかなり似ていますから、極力避けましょう。

洋楽よくわかんない!という人は、そうですね、まずは無難にエドシーランというアーティストをおすすめします。大体が穏やかな曲で、声もきれいですから、聴いてて勉強の邪魔にはならないでしょう。これを機に、いろんな洋楽に親しんでみてください。

場所は?

以前の記事で、タイプ別診断をしたことがありましたが、今回も同様にしましょうか。
質問は、そうですね、あなたはさぼり癖がついていますか?勉強中についスマホや本、漫画を開いてしまいませんか?にしましょう。

【1】YES

娯楽が近くにあったら触りたくなりますよね。そんな周りから”中毒”とか言われたことがあるかもしれないあなたは、自習室を使いましょう。特に、ちゃんとした予備校のものです。


行くのに少し時間とお金はかかるかもしれませんが、結局遊んでしまう我々あなた達は家や図書館だと怠けたり遊んだりする分、時間のロスと挽回のための教材・塾・浪人の費用でそれ以上の赤字を生みますから、最終的には行ったほうがプラスになります。

スマホはかばんにしまう、本や漫画はそもそも持ってこない、自習室の雰囲気や巡回の先生の圧力による自制の促進、その一つ一つであなたは逃げ場・退路を断たれ、勉強をまじめに行うことができるようになるわけです。

塾行ってない、自習の時に近くに人がいてほしくない、という人は家や学校の近辺でいろいろ探してみましょう。コンビニやカフェのイートイン、~会館とか~ビルみたいな立ち入り自由な施設の机、近場に案外静かな自習スペースはあるものです。


ご家族やご近所さん、学校の友人に聞いてみたり、ネットで調べたり、そして足を運んでいればいい場所が見つかるはずです。

【2】NO

まじめなあなたはもはや悩む余地はありません。家です。家はまじめに勉強できる限り、交通費も往復時間もかからない最高の環境です。音楽もかけれますしね。

不真面目な人たちが時間と金を浪費している間にぐんぐん差をつけましょう。もっとも、騒音や机の軋み等勉強の阻害になる要素があるのならば近所の図書館や自習室でもいいでしょう。

最後に

いかがだったでしょうか。
自習においては、最高効率でどれだけ自分を追い込めるか、導けるか、それが至上命題です。

どれだけ塾に行っても、それを血肉にする予習復習や演習が、つまり自習があってはじめて力になります。

そういう意味ではうまく自習できない生徒こそが真っ先に落ちる、そう断言できるでしょう。浪人しても受からない、そういう人が多いのも結局そういうことです。学校や切磋琢磨する友人という勉強環境を失い、浪人生は、はたまたコロナによる昨今の受験生は自力で勉強する重みがより大きくなるのですから

この記事を参考に、皆さんが自身で考え、最高の自習を組み立てられることを願って、ここでひとまず筆をおかせていただきます。

それでは
皆さんのご入学お待ちしております。

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